13 ต.ค. 2564

上越の路 特集 Ep.1 ー J-TREC 新津工場一般公開(2017年)Yamanote line Factory in Niigata

 こんばんは

 数年前に元ファイルを失くしたと思われた鉄道動画がたくさん発掘されて、現在は「秋の再編集祭」を実施しています。今月は上越線のネタが盛りだくさんです!

 そういえば当時の写真もほとんど公開したことがありませんでしたね。

 ということで、今回は当時の新潟旅行写真をブログにまとめることにしました!

書き上げるのに少々時間を要しますので、しばらくお付き合いください。YouTubeの方の再編集動画はなるべく10月中に全部上げたいと思っております。

 Here, I introduce photos of Joetsu region (Niigata and Gunma pref.) from the past. Also, my YouTube channel is undergoing "Re-edit Project" which includes many videos taken in Joetsu region! Please enjoy!

(note that this blog will mainly written in Japanese.)

 第1弾として、今回は新潟県にあるJ-TREC(正式には「総合車両製作所」)新津工場の一般公開の様子を紹介したいと思います!!(以降、新津工場と呼びます)

 For the first episode, I'd like to introduce "J-TREC Niitsu factory"  that I have visited on Open day in 2017. This is a factory where many commuter trains in Greater Tokyo, including the elite Yamanote line trains. However, videos I uploaded just the very next day I visited in 2017, and being watched more than 10 thousand times. 

 新津(にいつ)工場とは…


 JR東日本が1994年に発足した鉄道車両製造工場で、当時開発された209系、そしてそれ以降のステンレス製通勤型車両(新系列車両、走ルンですなど…)を製造している工場です。最大の特徴はなんといっても「ステンレス製通勤電車」しか製造しないということでしょう…他の車両工場は何種類の鉄道車両を製造していますが、この新津工場はステンレス製通勤電車専用工場になります。首都圏の車両の大量生産ニーズに対応しなければなりませんね…

 東急車輌との合併により、横浜の東急車輌が2012年、そして当工場は14年から「総合車両製作所」と名乗りました。それ以前に製造された電車は、「新津車両製作所」と表記され、最後のグループは埼京線と横浜線のE233系の一部編成でした。

中央線E233 T01編成の銘板に「新津車両製作所」と書かれている。ただしこのトップナンバー編成は最初に製造されたE233系ではないことに注意せよ。

 新津工場の生産量は、年間250両です。

 そして新津という町ですが、信越本線と磐越西線、羽越本線の分岐点でもあり、新津工場の前身の車両所があった鉄道の町として知られています。また、新津駅始発の列車もたくさん。

新潟の新しい顔E129系も、全車両新潟県産です。

新津駅、そして新潟の気動車等が所属する新津運輸区 
2017年当時はキハ40なんて当たり前でしたが… Niitsu station and train shed

工場内は、ごく普通の鉄道車両整備工場と言いますか…漠然とした表現で申し訳ないのですが、一度工場や車両見学に行ったことある方は、ピンと来るかもしれません。

 ここから技術的な話になりますが、ステンレスはさびにくい合金で、1960年代から鉄道車両の車体に使われるようになりました。塗装が省略できる一方、加工性の特徴より、鉄鋼車両より凹凸や継ぎ目がちょっと目立った車体になります。

 現在のステンレス車両は外板の凹凸もほぼなくなり、レーザー溶接採用により継ぎ目もなくなりました。現在J-TRECのステンレス車両は"SUSTINA"というブランド名で国内外で展開しております。(海外向けの車両はすべて横浜で製造。また、新津でもJR東日本以外の私鉄車両の製造を担当している)

 車両は板状のステンレスから設計された形状に曲げていき、それらを溶接して車体を組み立てていきます。また、台車の製造・溶接もここで行われますが、台車は普通鋼です。


組み立て最中の車両が見られるのはもちろん、ここだけ!

Series E235 Yamanote line plain body (UP)

Interior before adding seats and upper monitors (DOWN) (all taken 2017)

ステンレス板の成形、台車の溶接工程はほぼすべて自動化されています。ただ、細かいパーツの組み立て、艤装、内装仕上げなどはまだまだ人力が必要ですね...

座席と上部モニターを取り付ける前の車内

 もうひとつ通勤型車両の材料としてアルミニウム合金が採用されていますが、アルミニウム合金の成形はステンレス車両と全く異なります。それはアルミニウム合金だからできる技があったからです。今回はおいといて…
 そして前半の補足ですが、2階建てグリーン車は横浜で製造されています。その際、完成したグリーン車を新津に送り込み、普通車と編成を組んでフル編成が出場する形になります。

完成した車両は信越本線で試運転を行い、首都圏の車両は機関車に甲種輸送されます。

E235 01編成甲種輸送 (2015) (下手なショットですが、ご了承を)

他にも子供向けのイベントや、保線車両の体験もあります。もちろん機械マニアックな学生だからこそ楽しめたイベントでした。

余談ですが、僕が初めて新津工場の一般公開のことを知ったのは2013年の10月に上野駅でポスターを見たときでした。その時から行ってみたかったのですが、そもそも新津ってどこにあるか全く分からなかったし、まともに日本語も喋れなかった頃なので、迷子になる予感しかありませんでした。でも東京に住んでるうちに行くことができて大変良かったです。

The very first time I learned about this factory open day is 2013, just 2 weeks since I came to Japan. But at that time, I had no idea where Niitsu was located in Japan and my language skills were so terrible. However 4 years later, I have accomplished the mission before I moved out from Tokyo.

次回は新津鉄道資料館について取り上げる予定です

記事が書き上がりました!


WORKETA

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