31 พ.ค. 2563

タイ人が簡単にタイ国鉄をまとめてみる:特別貸切車まとめ

2023年8月に内容を更新しました。

いつもの当ブログをお読みいただきありがとうございます。タイ国鉄の詳しいまとめを書こうとすると、やはり長くなってしまったので、特別貸切専用車について別記事を書くことにしました。


特別貸切専用車 รถจัดเฉพาะ 
ARS.  Air-conditioned Reserved Saloon

 

1960年代、またはそれ以前から貴賓用または貸切用として運用。現在では特別車が12両在籍しており、すべて冷房装備。かつて非冷房の特別車が存在したと言われている。2010年までは展望デッキ付の特別車2両と会議車1両のみ。

生え抜き車 

Rotfaithai Gallery より写真を引用
何らかの車両からの改造車 近畿車輛製だとか…両車とも現在は現役。
(左上の写真は ARS. 2, 2013年に撮影)
会議車1の写真 これは1968年に導入された冷房1等寝台車からの改造車。
青白塗装時代は、車体上部に緑色の帯がかかっていて、1等車であることを示す。

この車両たちは、今でも廃車されることなく現役。しかしタイ国鉄の方の貸切案内ではJR-WESTの改造車ばかり案内されている。

そして2010年から2016年にかけてJR-WEST譲渡車から9両が貸切専用車に改造された。
改造種車について図でまとめてある。




OTOP TRAIN 座席車 111・131番     (2010年改造)
2010年から OTOP TRAIN としてラッピングされ、鉄道で旅する貸切ツアーに使われています。内装はリクライニングシート。現在はラッピングがなくなっているが、OTOP Trainとも呼ばれ続けている…

現在の OTOP TRAIN 131 号車(元 スハフ12)電源付き





VIP車両 231・241・221番     (2010年改造)
新たなプレミアム貸切専用車として2010年に登場。221号は展望デッキ付き車両になっている。登場時では、発電機の都合で必ず3両セットで貸し切らなければならない。231は(電源付)食堂車 241は会議車 そして最後尾の221は寝台車になっている。登場時(1枚目右)は鮮やかなツートン紫色で登場、後ほどのPrestige車両も同じ塗装になった。


会議車の241号車は、瀬戸・あさかぜ用のパンタグラフ付き客車スハ25 300が種車で、その特徴的な窓は今でも残っている。ただし、パンタグラフ等はすべて撤去されている




PRESTIGE 311・321・331・341番 (2016年)
このグループはすべて12系から魔改造。PRESTIGE編成の登場により、貸切車の運用が柔軟になった。12系でありながらも、屋根を寝台24系風にして冷房装置も取替えられた。
PRESTIGE編成は当初から高級感のある紺色に金帯、側面に SRT PRESTIGE と書いてある。のちにすべての特別貸切車も同じ色になった。

(そのせいで誤ってVIP車両やデッキ付き車両までPrestigeと総称してしまう人も... SRT PRESTIGE は4両のみです。

一部の写真をタイ国鉄「鉄道で休日のおでかけ案内  คู่มือนำเที่ยวทางรถไฟในวันหยุด」から引用しました。最後のページに貸切料金も案内されているので、いかがでしょうか。僕も一度乗ってみたいですね…

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