前回の記事から5ヶ月ほど間が開けてしまい、大変ご迷惑をおかけしました。大学がとても忙しくて、まったくブログを更新する時間がありませんでした。
さて、どこまで書きましたっけ。一般型客車(日本で言う旧客)は大まかに紹介しましたね。形式がごちゃごちゃして自分もまとめるのが大変でした。今回は冷房付き客車をメインに取り上げます。こちらの方が覚えやすいです。
日本から譲渡された車両 記事が出来上がりました!
冷房と非冷房の差とは
まず、タイ้は年中暑いですから、冷房の付いた設備は贅沢で、値段も一段と上がります。タイ国鉄に冷房付き車両が導入されたのも、やっぱり1967年頃だと思われます。まずお召し列車3両には冷房が付いているといわれ、それに電源車が必要だったので電源車(国産)も導入されました。
一般車両においても1等座席車(詳細不明)と、初代の冷房1等寝台車(日本製14両)が導入されます。座席車については資料がなくて詳しく紹介できないのですが、1等寝台車はステンレス客車が導入された後も別形式に改造されて生き残っています。
冷房1等座席車は消滅形式
現在運用中の冷房車
3等車から説明していきますか。
冷房3等車: 1987年に3等車からマッカサン工場で冷房化改造されたものです。定期運用は把握できず、稀に快速に増結されます。ルーレットですね。
冷房2等車: 追記:どうも日本製のようで、当初は冷房1等車だが、2等車に格下げられた。現在はすべて放置されている。
両方とも実車を見たことはありません。
冷房付き2等寝台車:3等車に次ぐタイ国鉄大人気の車両です。ステンレス客車という点も誇りですね…
さっきステンレス客車と言った?
冷房2等寝台 1-16 番:1982年に最後の純国産車両です。製造された両数から、急行・特急の増結に運用されたでしょうね…定員は非冷房寝台と同じ32人。現在はもう運用がありません。角ばった屋根が特徴でした。
1000番台:車両の国内製造は当時として経済的に負担がかかるから、1983年以降の国内製造をやめ、海外製車両を購入することにした。1988-1992年に東急車輌製(01-29 番)・日立製(30-36 番)・DAEWOO製(37-67/ 68-84 番)のステンレス客車が導入されました。定員が40人に増え、タイ国鉄の標準車両となった。1067番までは国産車と同様の角ばった屋根で、1068番以降(1992年)は屋根が丸っこくなりました。
1000番台までははしこが通路を邪魔して、狭く感じます。
1101-1140 番:1998年 韓国DAEWOO製、1000番台に比べてとーても広いです。1000番台も1100番台も乗ったことあって、通路がまったく違うものでした!
CRRC製の車両が導入されるまではフラッグシップ車両でした。
ここでは紹介しませんが、1101-1140 番 は同時期に導入された2次車DAEWOO製の気動車と酷似しており、乗降口も自動ドア(プラグドア)で、貫通扉も両開きです。
ここでは紹介しませんが、1101-1140 番 は同時期に導入された2次車DAEWOO製の気動車と酷似しており、乗降口も自動ドア(プラグドア)で、貫通扉も両開きです。
あっ!気づきましたか!
このグループはDAEWOO型気動車の中間車として製造されましたが、最高速度が下がるため気動車に連結されることなく、改めて機関車牽引の客車に改番されました。
1201-1220 番:1983-84?年 川重・日車 もともと冷房なしの寝台車としてタイで初めて導入されたステンレス客車、定員は36名でした。1998年に国内で冷房化改造が行われました。
まとめるとこんな感じです。特に日本製車の断面が特徴的ですね…
冷房1等寝台 1001-1022 番:1998年導入されたHyundai製客車。定員は24名です。
CNR型寝台客車
電源車&車掌車 (1001 - 1009)
冷房2等寝台 (1301-1379) (車椅子対応 1401-1409)
冷房食堂車 (1101-1109)
冷房1等寝台 (1101-1109)
2016年に115両導入されたグループです。最大13両8編成を組み運用されます。(残りは予備車)2等寝台は編成内に自由に組替・減車可能。ただし従来車と連結できません。低床ホームと高ホーム(ノンステップ)の両方に対応するハイスペックな車両です。
旧塗装車両(2016)
冷房付き食堂車 (1001 - 1010)・特別貸切車 (2)・会議車 (1):これは1967年製の寝台1等車を改造したもので、確かに元14両在籍していました。冷房付き食堂車になったのは10両、それ以外は特別車に… 冷房食堂車はかつて 1/2レ , 35/36レ に連結されました。冷房1等寝台 1001-1022 番:1998年導入されたHyundai製客車。定員は24名です。
CNR型寝台客車
電源車&車掌車 (1001 - 1009)
冷房2等寝台 (1301-1379) (車椅子対応 1401-1409)
冷房食堂車 (1101-1109)
冷房1等寝台 (1101-1109)
2016年に115両導入されたグループです。最大13両8編成を組み運用されます。(残りは予備車)2等寝台は編成内に自由に組替・減車可能。ただし従来車と連結できません。低床ホームと高ホーム(ノンステップ)の両方に対応するハイスペックな車両です。
追加:DAEWOO型寝台車1100番台の塗装の推移を簡単にまとめました。
旧塗装もなかなか印象に残った塗装でした。
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